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2017年06月16日〜2017年06月24日

名取 房 作品展 「命の光」


名取房さんと制作を共にして思うこと

『表現するとは』  小山真由子
生きている限り、意識していても、いなくても、私たちは誰かに何かを伝えようとしています。人は何かを表現せずにはいられない存在なのです。ここにある作品のすべては、名取房さんご自身が筆を取り、色を選び、切ったり、貼ったり、配置を決めたりしたものです。作品のモチーフや画材はこちらが手配し、スムーズに制作できるよう手順にも配慮しています。また、制作意欲につなげるためのアイディアと仕掛けも工夫しています。幸い、名取さんは野菜や果物の感触や香りにとても敏感でしたので、興味を持って集中してくださいました。名取さんが感じたことがそのまま色、形、線となり作品に反映されています。いくつになっても何かを創りだすことができるのは幸いなことですが、ただ息をして存在しているだけでも、立派な表現活動のひとつかもしれません。


閉じ込められた時間に住んでいた
名取房さんに・・・
天使が舞い降りた時
桜が散り、光が満ち、風がそよぎ、
空気が揺れて色が遊んでいた。
そして
房さんのもうひとつの扉が開いたのです。
彼女の生まれたままのアート、命の輝きは
見る人に希望と幸福感を与えてくれます。
ご覧いただければ幸いです。

Gallery Oculus 渡辺東

名取房  略歴

1931年
6月21日東京に生れる。
成人後、大塚末子きもの学院に学ぶ。のち工芸作家芹沢銈介に入門

1957年
結婚。その後も染色を続ける
同門の方々と「このはな会」後「かつら会」としてグループ展をデパートで毎年開催する

2004年
「芹沢銈介を継承する 芹の会」展に姉の山崎一恵と共に出品し展示される

2006年
1月に渋谷区南平台のホームに入居

2013年
11月より臨床美術士小山真由子先生と共にアートの世界に返り咲く